※今カメラ事業は「OMデジタルソリューションズ」だろっ!という指摘はなさらぬよう。。。
昨日のShortLogにて
紙袋の写真をちらつかせて(というか匂わせたというか…)いましたが、中野にあるフジヤカメラにて中古のカメラボディを買いました。
買ったカメラボディはブログのタイトルにもある通り、
オリンパス製マイクロフォーサーズ ミラーレス一眼カメラ「OM-D E-M1 mark2」。
OM-Dシリーズのフラッグシップモデル「E-M1」の先代機。最新のMark3は新品で20万程度、中古市場でも13万円台でまだまだ高価。ですが、Mark2だと程度良しの中古で6万円台で購入可能です。もちろん1世代違うことで機能差はありますが、大きな違いである「USB充電給電できる/できない」「手振れ補正が1.5段違う」のスペックダウンと中古価格で7,8万円安く買えるとのトレードオフが、私の用途の上では十分成り立つと判断、購入に至りました。実際、ファームウェアのバージョンアップをすれば、素人が使う上ではさほど違いないんですよね、これが。
■はじめはパナ機を狙っていましたが、、、
最近動画作成が楽しくていろいろ遊んでいる中で、4KでLog撮影できる機材が欲しいなぁと思いだしたのが今年に入ってから。
①4K撮影
②Log撮影(ビット数はとりあえず問わない)ができる
③手振れ補正が効くカメラ+レンズ構成
④マイクロフォーサーズのレンズ資産を活かしたい
⑤あまりゴッツイ構成にしたくない
⑥予算的に10万円以内、できれば5~7万円程度
という条件で、「やっぱり動画向けと考えたらパナソニックが無難かな」と、いろいろ機材購入の候補を考えていました。
・パナ構成案その1…GH5/GH5S +手持ちのレンズ → はい、軽く予算オーバー。
・パナ構成案その2…GH4+レンズ内手振れ補正ありのそこそこ明るいレンズを買う → 予算オーバー
・パナ構成案その3…G9Pro+手持ちのレンズ → Log対応は別購入+なんか形がごっついので敬遠
・パナ構成案その4…G99+手持ちのレンズ → G99の中古が出回っていない!かといって新品だと12万円台で予算オーバー
・パナ構成案その5…G100 → なんか自分の中で受け付けられない(中途半端感を感じている+なんか安くさい『VLog(ビデオブログの方ね)やりますよ』感を抱いてしまう)
・パナ構成案その6…G8 → Log撮影できない。※シネライクD/Vでええやん!と言い出したら、カメラを買い足す必要なし。
うーん、パナソニックは難しいなぁ・・・ということでパナ機の選択はいったん却下。
なら振り切って「『BMPCC』に行くか!」と覚悟しかけ、中古やメルカリを日々探索していました。
(ちなみに、程度のいい初代BMPCC(海外では BMPCC originalとかいうらしい)が4~5万円ぐらいであったら欲しいなぁ・・・)
■それは偶然?いや、運命の赤い糸?
そんな日々を送っている中、E-M5のファームウェアのバージョンアップでも来ていないかなぁ…とO-MDのページを見たときに目に入った「E-M1mk3」。フラッグシップモデルだけあって「高機能だけれど、高いんだよな~」とぼやきながらE-M1mk3の紹介ページを眺めていました。その中でオリンパス機のLog形式であるOM-Logの説明とか見て、「さすがに最新モデルだからLog撮影に対応してるんだよなぁ…旧モデルはさすがに対応していないよなぁ…」と思い、E-M1mk2のスペック表を確認してみようと。
そうしたら、なんということでしょう!ファームウェア3.0の対応内容に・・・
:
7.高感度時ノイズの改善
8.OM-Logを追加
9.LVブースト[On2]に「LV表示速度優先」を追加
:
マジかっ!
もうそのあとはあっという間。mk2とmk3のスペックを比較して、mk2のレビューコメントや動画を見て、中古市場の価格相場を見て、中古カメラ屋の在庫を調べまくって、、、とここ数日で一気に「E-M1mk2を買う」に至った次第。
OM-Logで撮れる映像がどんな塩梅なのかも自身で体験してみたい(パナのV-Logは腐るほどYouTubeで作例が上がっているけれど、OM-Logの一般人の作例はあんまりない)ということもあるし、もともとOM-Dユーザですし、もろもろ考えて納得しての決断でした。
—
■中古?問題ないね!
フジヤカメラさんの中古品質AB評価の製品。ま、外見は問題なし。
とりあえず、「Voigtlander NOKTON 10.5mm F0.95 」を付けて撮ってみました。なかなかいい感じ。重いけどね(重いのはレンズだけ、という説も)。
■E-M5mk2からのステップアップ
E-M5からE-M1にステップアップして個人的に一番変わったと感じた点。
SDカードスロットがダブルスロットに!
なので、スロット1には動画用に高速大容量のSDXCを(画像では256GBを指してますが、512GBを発注済。4Kビットレート書き込みドンと来い!)、スロット2には写真用にFlashAirのSDXC 64GBを、というSDカード使い分けの運用が。
(画像はさっとスマホに転送したいですからね。カメラ標準のWi-Fi接続で転送できなくはないですが、過去にも書いた通りカメラとスマホの両方で操作が必要なのでスッゲー面倒。FlashAirならスマホ側だけでの操作で済むので楽!)
撮影できる動画モードも4K(3840×2160)とは別にシネマ4K(4096×2160)も撮れるのは興味深いですね。実際撮ってみて違いがわかるかどうかわかりませんがね。。
—
そんなわけで、メインカメラ機材は既存のE-M5mk2とあわせて2台体制に。
メインの座はE-M1になると思うけれど、「手に持った『適度な小ささ』なサイズ感」や「総アルミニウム合金ボディの質感(しかもlimited edition独特のチタン色)」でE-M5の方が機械としての所有満足感が高いんですよね。
なので、サブ機とはいえ写真撮影のみの時はE-M5寄りの運用にしようと思っています。
—
2016年12月(約4年半前)に販売開始のカメラ業界では型落ちもいいモデルではあるものの、6万円台でフラッグシップモデルが使えるというのはとてもうれしい。
RX100M5AやRX0M2でもS-Logで体験していた「4KでLog撮影」ってやつを、オリンパス人間としてE-M1で楽しんでみようと思います。
このブログを書いている日は関東は天気が大荒れだったので外でのお試し撮影ができず。早くお試し撮影&編集してみたい!
さて、標準バッテリーを買い足さないと。。。溜まったJREポイントから換えたVIEW商品券4万円分、早く届かないかなー
==
【購入記録】
Olympus(OMデジタルソリューションズ) 「OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M1 Mark II」
フジヤカメラ 中古/ABランク(欠品:ストラップ、元箱) 64,900円(税込)
※価格は2021年3月12日購入時点かつ今回購入した商品の情報です。中古商品なので価格は参考程度に。