新型コロナウィルス対策で先月末から在宅勤務に入り、はやいもので2週間。仕事環境としては、作業用の仮想PCへの接続が重かったり断続的になる以外は十分なITツールを会社から提供受けており、テレワーク環境としては恵まれている方かもしれません。そのテレワークの間に幾度も実施したウェブ会議(「オンライン会議」「テレカン」「○○会議(○○には製品やサービス名)」等、いろんな呼び方があるかと思いますが、ここではウェブ会議という表現で統一します)。これを少しでも快適に行うために、私が気をつけたり実践していることをシェアしようと思います。
とはいっても画期的なことを言うわけではなく、映像をかじっている立場として知っている技術や世の中で広く展開されているHowTo情報の受け売りに加え、個人的に「こうしたほうが良いよね」的な意見をポイントでまとめようと思います。個々のポイントの詳細については今後別投稿で解説しようと思います。
今回のポイントにも含まれている実践的な情報として、私がYouTubeでサブスクライブしているdrikinさんのVLog第900話「テレワークを向上する5つのTips」を観ていただけるとよいかもしれません。ややテクニカルな内容ですが、ウェブ会議に詳しくない方には少し目から鱗的なことも語っています。
大きく【全般】【音声・会話】【映像・映りへの配慮】のテーマに分けてまとめたいと思います。前提として、私の在宅勤務環境をモデルとします。
①VPN接続で会社のシステムを使用している
②VPN接続時の回線品質状態が十分ではない
③iPhone/android問わず業務で使えるスマホがある
④ウェブ会議のシステムとしてマルチデバイスアクセス・同一アカウントマルチログイン可能なサービス(skype、Team、,zoom、など)を使用している
【全般】
その1.とにかく音声通話だけは切れないようにする。映像や画面共有の品質は二の次。
音声はスマホから、資料参照や共有画面の表示はVPN経由のPCで。
その2.どんなに画像が粗くてもカクカクでもモザイクかけても良いので、ビデオで「動く自身の投影」を「全員」する。
どんなに低画質でもカメラの向こうにあなたがいることが分かればOK。
その3.会議主催者は参加者からのチャットのメッセージを見逃すな。
リアルタイムの参加者からのS.O.S.が、そこにはあるのです。
その4.会議開始5分前から「オンライン開始」する。
どうしても機材トラブルはある。会議が始まってからの「きこえますかー」の連呼は無駄。
【音声・会話】
その4.マイクの位置を把握する。
気にする必要はないけれど、気には留めておこう。
その5.音質より音圧。可能な限りマイクは口元に。
音声はハイレゾである必要なし。音圧(音量とは微妙に違う、音の力強さ?)を高めるにはマイクに口を近づくのが一番簡単。
その6.議論のときはホストが「田原総一朗」になる。
どんなに回線やシステムが良くなってもラグはおきる=会話が衝突する。そのとき重要なのは「仕切る人」。
【映像・映りへの配慮】
その7.カメラレンズの位置は可能な限り「自分の目の高さ」で「顔面と平行」に。
自然な映りの基本は「正面」。下からのカメラアングル=『顎下が見える』はあまりよろしくない。
その8.1対1や少人数の会話のとき、多人数の中で自分がスピーチするときの目線はカメラのレンズへ。
リアルと同じ。会話やスピーチするときは”相手の目”を見ましょう。
その9.女優でなくても適度な明かりは必要です。
部屋の照明や窓からの明かりが逆光になる顔が暗くなることがありすよ。
すこしずつ、解説投稿をあげていきますね。
けしてこれが「絶対的な正解」ではありあせん。この投稿をきっかけにみなさんのウェブ会議の改善に向けた議論のきっかけになればと思います。
せば。