動画頑張る - 第3章の幕開け

動画って、楽しいですよね。観るのもいいけれど、やっぱり作るのが楽しい。
「撮って切り貼り」からはじまり、映像をよさげに見せる編集技術を学び、、、と素人なりにコツコツ楽しんで動画作成をやってきました。
今回は動画作成のステップアップ宣言もかねて、これまでの私の動画編集人生(大げさな…)を簡単に振り返ったのちに、今年のテーマのひとつ「マニュアル撮影を体に染みつける」について少し書こうと思います。

動画を「作る側」で楽しむようになったのは今から10年ぐらい前。最初は写真をただ公開するのではなく、いわゆるスライドショー的な動画を自動作成ツールを駆使して作り公開したところから始まりました。やがてツールでの表現方法に限界を感じ、いわゆる動画編集ソフト(最初は「Vegas Movie Studio」でした)を導入したときから、なりたけさんの動画作成マンとしての人生が始まりました。何個かスライドショー動画を作ったのちに、写真+動画の構成でドキュメントタッチの記念動画(旅だったり結婚披露宴だったり)を作り始めたことが、動画作成を趣味としたライフスタイルの第一章の始まりでした。

─ 凝った技術で作りこむのではなく、雰囲気重視でなんとなくそれっぽく動画を作る。 ─
今当時の動画を見返すと(けして今でもうまくはありませんが)「編集ひどいなー。」「テロップ雑いなー。」「素人にありがちな、BGMと効果音とテロップてんこ盛りで、ごちゃごちゃしてるなー」と少し恥ずかしくなることも。けれど、純粋に動画作成を楽しんでいた結果として残っている動画は、とても大切な『作品』です。

やがて、写真がメインだったスライドショー動画から100%動画なムービーコンテンツ作成にシフトしていきます。写真は写真で楽しむ一方で、きちんと動画を作成しようと、機材を整えたり(この頃CANONのXA-20なんか購入して使っていました)、Adobe Creative Cloud(フル版)を契約したり、と動画撮影&編集に真剣に向かい合うようになりました。この頃から知り合いの披露宴の余興ムービーだったり、イベントの様子の撮影&映像化だったりと、長尺モノや凝った演出を入れたりした動画を作れるようになりました。今から5,6年ぐらい前の話です。このあたりからが第二章といったところでしょうか。

編集ソフトも一般向けのVegas Movie Studioからプロ向けのVegas Proに移行。その後テロップ作成やモーションアニメーションを組み込んだりする機会が多くなり、効率化と世間のスキルトレンドを見越してAdobe陣営(PremierePro、AfterEffect、Photoshop)にシフト。やりたいことのグレードアップにあわせて編集環境も変えていきました。あわせて様々な動画を作りました。友人知人の披露宴関係だけでも10本以上は作った気がします。

そうなると、趣味で始めた動画作成が、なんだか「作業」「お仕事」と感じてきて、動画を作るということに疲れてしまい、いったん動画作成から遠ざかることになります。
んー、「倦怠期」?お腹いっぱいみたいな感じ??
またやる気がでてきたのは3年前。とあるYouTuberのVLogを観るようになり動画撮影&編集の楽しさを思い出すことができました。同じ時期に「Davinci Resolve」の存在を知り、使い勝手が自分にとてもあっていた(のと、高機能なのに無償だった)こともあり、すっかりDavinci Resolveのトリコになってしまいました。ただ、以前のように動画編集が作業にならないように、プライベートな動画に限って作り始めました。それが自分のVLogだったり、様々なメッセージムービーだったり。そうして2,3年が経ちました。
やがてさっと動画を仕上げるためのワークフローをいろいろ考えたりすることが楽しくなり、動画を作ること全般に興味を持てるようになりました。あわせて「色味」の重要性を認識し、昨年はカラコレ・カラグレを勉強しだした、という流れになり、今日に至ります。

で、

いろいろ動画を作りこむ上で大切なのはやはり材料となる動画素材、その素材の作り方=撮り方じゃないかな?と思い始めたのが昨年の秋ぐらい。
Osmo Actionでうまくきれいに素材として撮影するためには、やっぱりオートだと厳しいってことを痛感したことをきっかけに、撮影の基本となる「絞り」「シャッタースピード」「ISO感度」「ホワイトバランス」のありかたをあらためて勉強。ちょうどミラーレス一眼で写真撮影を始めた時と同じ流れを踏みました。その結果、
「カメラ任せだと、思ったような映像がとれない!」
「オートを使うにしても、本来の挙動をきちんと理解したうえで使わないと!」
という気付きを得ました。その結果、「マニュアル撮影を体に染みつける」という冒頭の宣言につながるわけです。

動画を作る楽しみを知った【第一章】。
<編集>という魔法で動画を作りこむことを覚えた【第二章】。
そして、
単なる「動画」から、素人なりにも「作品」として動画を作り出すための術を身に着ける【第三章】。
今年からは新しい章として動画作成ライフを楽しみながら、”自己満”でもよいので、今の自分なりに納得した作品を作れるようになろうと考えています。

第三章を始めるにあたり、「撮影機材どうしようかなー。Log撮影してみたいなー。動画用に新しいカメラ買おうかなー。」と、ひと月ぐらい悩んだ挙句、まずは手持ちの道具を使いきる!ということで、RX100M3を主に回していこうと決意しました。あとは日常持ち歩くOsmoPocket、野外アクティビティ時のOsmoAction、とわせて3点、マイクロな機材で実践を積み重ねて動画撮影技術の基礎をマスターしていこうと考えています。
えらいですよねー、以前の自分だったらまちがいなく理由つけてRX100M5AかRX100M7,もしくはα6600あたりを買っていたにちがいないですよねー。散財しないことをこの年になってマスターした感があります。

・・・と言っていますが、直近のブログではしばらく動画関係の「購入履歴」が続きますがね。。。

なりたけさんの動画人生は、まだまだ続く。

 

あぁ、気ままな(撮影)旅をしたい!

 

せば。

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