1月27日に開催されたPlayStationMeeting 2011の中で、
次世代携帯型エンタテインメントシステム(コードネーム:NGP)
が発表されました。
詳細については上記リンク先でのプレスリリースや紹介記事、公開されたNGPのスペック情報を参照していただきたく。
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SCEが気合いを入れて投入してきたこのハード、いろいろ気になるトコロがあるのですが、まずはスクリーンの解像度。今回「960px×544px」という、なんとなく縦方向が途中半端な解像度だなぁ…と思ってしまったこの解像度。よくよく記事を読んだらなるほど納得、現行PSPの規格「480px×272px」の丁度2倍の値なんですね。
個人的にはゲーム機能には関心はなく、このハードをゲーム以外でいかに使えるかに関心があります。特にこの解像度ではHDコンテンツのドットバイドット再生は不可ですが、現行PSPの再生能力や、ちょいと分野は違いますがRetinaディスプレイのiPhone4での映像再生とかの美しさを考えると、このNGPでもかなり期待できるのではないかと思います。ありきたりな考えではありますが。
と、なると、問題はNGPで再生するコンテンツ。
もちろんSCE、というかSONYのことですから、あたらしいメディア(物理的な媒体の意味の方ね)でのコンテンツ提供もあるでしょうし、PSNやQriocityなどのオンラインサービスも十分考えられるでしょう。また、個人所有の(HD)ビデオ資産も再エンコでさらに活用できるはず。。。
そこで気になるのがtorneやHDDレコーダで実装している「おでかけ転送」。これらの機器でPSPへのお出かけ転送用のビデオの解像度は320px×240pxだったり480px×272px。NGPでももちろんおでかけ転送に対応してくるのでしょうが、せっかく解像度が倍になったのだからその恩恵は受けたいところ。PS3さながらのアップスキャンエンジンで既存の480px×272pxコンテンツでもきれいに拡大表示再生してくれればうれしいのですが(いや、やるでしょう。)、せっかくならドットバイドットで再生させたいので、お出かけ転送の録画モードもこのハイレゾ(←なんか懐かしい表現だ)に対応してほしいな!と思うわけです。ただし、torneやNGPリリース後に販売されるHDDレコーダーならまだしも、既存製品のファームアップに期待できるかというと、、、。もしハイレゾ対応するならば、どうか愛用機のBDZ-RX100も対応してほしいな、SONYさん!!!
(もし、旧型は非対応で新型からハイレゾおでかけ転送対応!とかなったら、自分自身に理由をつけて本気で買い替えしそうです。)
ちなみに、このパネルを使用したポータブルナビ「nav-u」のリリースも予定されているとか(NGPには標準で「6軸検出システム(3軸ジャイロ+3軸加速度)、3軸コンパス機能、GPS内蔵」に「3G回線対応」がつくそうな。わざわざnav-uで専用機にしなくても、これでもう十分ナビれるじゃん。。)。iPad2の噂も絶たないし、んー、今年から来年にかけてまたデジガジェ関係で散財しそうだな。。。
なにはともあれ、NGPの販売は年末から順次とか。順次ってどういうこと?と思うところもありますが、NGP関連の情報にめいっぱいアンテナ張ろうと思うなりたけなのでした。
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もし(いや、ほぼ間違いなく)NGPを購入したら、手持ちのPSP(2000)やPSPgoはどうしよう。。。